横浜市の「デンタル・ビジョン」｜ジルコニアセラミック

ジルコニアとは人工ダイヤモンドの一種で、非常に硬く、奥歯のように強い力がかかる部位にも耐えられる強度を持っています。生体親和性が高く、表面構造が滑らかなためプラークが付着しにくく、虫歯や歯周病の予防にもつながります。機能性と審美性を兼ね備え、現在最も注目されている補綴素材の一つです。

審美性が重視される前歯では、ジルコニアの表層にセラミックを重ねることで透明感が生まれ、綺麗な歯を再現することが可能です。構造としては、内側にジルコニアのフレーム、外側にセラミックを築盛する二層構造で、強度と美しさを両立しています。

当技工所は、セラミック素材が普及し始めた2005年からジルコニアセラミックの製作に携わり、年間2,000例以上の症例に対応してきました。

代表の鈴木は歯科技工士歴30年以上で、国内外で数多くの講演や技術指導も行っています。新素材の導入や技術的な発信を積極的に続けることで、精度と品質を磨き続けてきました。

こうした長年の経験と実績により、患者さまに安心してお使いいただける補綴物を提供しています。

補綴物は単に噛む機能を補うだけでなく、患者さまの表情に自然に溶け込むことが大切です。

当技工所では、一人ひとりの顔立ちや笑顔に合わせた色調や形態の再現にこだわっています。必要に応じて、患者さまや歯科医師の立ち合いのもとで色合わせや形の確認を行い、オーダーメイドだからこそ引き出せる自然な表情を実感していただけます。

インプラント治療では、埋入したインプラント体の上に被せ物（上部構造）を装着します。この被せ物は、噛む機能や見た目を左右する非常に重要な部分です。

当技工所では、ジルコニアセラミックを用いたインプラント上部構造にも対応しており、強度・審美性・生体親和性を兼ね備えた補綴物を提供しています。患者さまに長く安心してお使いいただけるインプラントの上部構造を、一つひとつ丁寧に作製しています。